こんにちは!せきれい歯科クリニックの院長 太田です。
インプラント治療は、あごの骨に人工歯根を埋入する手術を行います。外科手術を行うので、どうしても身体に負担がかかります。子どもやお年寄りでも、インプラント治療は受けられるのでしょうか。今回は、子どもやお年寄りがインプラント治療できるかどうかを、解説していきます。
○インプラントは子どもでもできる?
- 何歳からインプラント治療はできる?
インプラント治療が可能なのは、あごの成長が止まる20歳以上とされています。人によっては30歳近くまで、あごが成長し続ける人もいます。あごの成長が止まったら、適応時期なので、人によって可能になる年齢は異なります。歯科医師が、永久歯の生え具合やあごの成長具合などを確認して、インプラント治療が可能かどうかを総合的に判断します。
- 若いうちからインプラント治療したほうがいい?
若いうちに歯が抜けた人は、年を取ってから歯が抜けた人に比べて、人生における歯がない期間が長くなります。入れ歯やブリッジは隣の健康な歯に負担をかけます。可能であれば、インプラントを入れるのがお勧めです。
- 若いうちからインプラント治療をしたら、インプラント歯周炎のリスクが高まりませんか?
インプラント治療をすれば、何歳からでもインプラント周囲炎になるリスクはあります。むしろ、インプラント治療が定期検診を受けるきっかけになって、若い頃からお口の健康管理をしていれば、口腔環境はそう簡単に崩れません。金銭的な負担を除けば、インプラント治療を後回しにするメリットはありません。
○インプラントはお年寄りでもできる?
- 何歳までインプラント治療はできる?
何歳まで、という上限はありません。しかし、高齢になるほど高血圧や糖尿病、骨粗しょう症を患っている可能性が高いので、施術できないケースは多くなるでしょう。しかし、恒例の方がインプラント治療を行なって物がきちんと噛めるようになることで、身体の機能を維持することができます。そのくらい「噛む」という行為は、身体の健康の維持に必要なことなのです。
- 寝たきりや認知症になったら、インプラントは抜いた方がいいですか?
寝たきりや認知症になったら、インプラントは抜くことをお勧めします。寝たきりの方は、常に体に力が入った状態、お口で例えると、食いしばりのような症状になってしまうことが多いです。こういった場合、天然の歯は自然に折れますが、インプラントは折れません。そのため、歯茎の奥まで刺さってしまう可能性があります。
○まとめ
いかがでしたでしょうか。虫歯や歯周病を予防するためには、日々の正しい歯磨きと、定期的な歯科検診やクリーニングを組み合わせることが大切です。当院でも歯磨き指導・歯科検診・クリーニングなどを行なっています、まずは一度お問い合わせください。
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