Periodontal歯周病治療

当院で行うのは歯周病治療の経験豊富な医師による、全身の健康を考えた歯周病治療です。

患者さまの将来を考え、一人ひとりに合わせた生活習慣の改善や歯磨きの指導なども実施しています。


feature当院の歯周病治療の特徴

外科手術にも対応する本格的な歯周病治療

生活習慣病ともいわれる歯周病は、人によって症状や進行具合がちがいます。しかし共通しているのは、根本から治療を行わなければ「きちんと改善されない」ということです。

知識・経験ともに豊富な院長による歯周病治療

当院では、日本歯周病学会の指導医のもとで学び経験を積んだ院長が、歯周病の治療を行ないます。

軽度の歯周病の治療から、歯ぐきの移植手術や再生療法などが必要な重症の歯周病まで、数多くの治療経験を積んできました。

知識・経験豊富な院長が、歯周病を根本から治療していきます。まずはお気軽にご相談ください。


PRP療法を取り入れた治療で、傷の治りを早く

当院では外科処置の傷の治りを早くするため「PRP療法」を取り入れています。PRP療法とは、患者さまから採血した血液の中から、骨や歯肉の再生を促す物質を抽出し、抜歯や切開した箇所の治療に使う最先端の治療法です。

PRPには組織を再生したり傷を治したりする力を促進させる作用があり、これを治療に使用することで、治療期間も短くて済み、安全で負担の少ない治療が可能となります。患者さまご自身の血を使うため、拒絶反応もありません。


患者さまに合わせたオーダーメイドの歯周病治療

オーダーメイドの治療

お口を長く健康を保っていくためには、何よりも患者さまご自身が続けていけるケアが重要です。そのため当院では、一人ひとりの患者さまに合った「オーダーメイドの歯周病治療」をご提供いたします。

治療の際は、まずは患者さまご自身のお口の状態をしっかりとご説明するところから始めます。ご自身のお口をよく知ることによって、より効果的に治療を進めることができるためです。

そして、適切な治療を進めながら、正しい歯磨きの方法や歯科医院での計画的なメインテナンス、定期検診などをご提案させていただきます。


患者さまの5年先を考えた治療とアドバイス

歯周病の治療は、痛みや腫れを治療して終わりではありません。患者さまが、例えば5年後も健康でいるためには、継続したケアが重要。普段の生活習慣や食事、歯磨きの方法などを改善し、お口の環境をきちんと整えていくことが大切なのです。

歯周病を「根本から治す」ため、当院ではお口の中だけでなく全身の健康からも原因を考えます。そして、5年後、10年後、患者さまのその先の将来を見据えた治療とアドバイスをいたします。

歯周病がなかなか改善せずにお悩みの方も、どうぞお気軽にご相談ください。健康なお口の状態を維持できるよう、当院ではできる限りのサポートをさせていただきます。


歯を長持ちさせる専門的な歯周病治療

歯周病は歯ぐきの病気

歯周病とは、歯を支えるあごの骨が破壊されていく病気です。そのため歯周病が進行すると、骨が少なくなった分、その上に乗っている歯ぐきも下がってしまいます。歯周病になると歯ぐきのラインが下がり、歯と歯の隙間が大きくなったり、歯が長くなったように見えたりするのはこのためです。

歯周病により歯ぐきが下がると、本来は歯ぐきの中に埋まっている歯の根っこ部分が露出します。すると歯磨きがしにくくなり、虫歯になりやすかったり、冷たいものがしみる「知覚過敏」になってしまったりと、多くのデメリットが生じてしまうのです。


歯ぐきの形を整える治療

そこで当院では、「歯肉移植」や「歯肉形成手術」など、歯ぐきの形を整える専門的な治療を行っています。歯ぐきの形を整える手術を行うことで、患者さまが本来持っていたお口の中の状態に近づけられます。その結果、歯磨きなどご自宅でのケアがしやすくなって、お口の中を清潔に保てるようになり、歯を長持ちさせることにつながるというメリットも。さらに露出した部分をカバーできるので、知覚過敏の改善にも効果的です。

歯ぐきが下がる原因には、歯周病以外に加齢の問題もあります。歯ぐきが下がると老けた印象になるため、加齢によって歯ぐきのラインが下がった場合は、実年齢よりもさらに歳をとって見えかねません。

健康な歯と健康な歯ぐきがバランス良く調和したとき、人は魅力的な笑顔になります。歯肉移植や歯肉形成手術を行うことは、歯を長持ちさせるだけでなく、口元からより若々しい印象を与える効果もあるのです。


位相差顕微鏡による歯周病細菌検査

位相差顕微鏡とは

生物学や医学の分野で広く使用されている顕微鏡の一種です。
口腔内には500~700種類の細菌が生息していると言われています。こうした口腔内の細菌は位相差顕微鏡を使用して観察することができます。


歯周病治療と位相差顕微鏡

当院では、歯周病の治療に位相差顕微鏡を使用しております。口腔内の歯周病菌の様子がリアルタイムに観察できることで、現在のお口の症状をより明確にすることができます。

患者様一人ひとりの口腔内の環境は異なりますので、位相差顕微鏡の検査結果に応じて、適切な治療を提案することができます。



Flow歯周病治療の流れ

STEP 1歯周病の検査

検査をすることでまず状況を把握いたします

  • 歯周ポケット、歯磨きチェック、歯の動揺
  • レントゲン及び口腔内写真
  • 噛み合わせの筋肉に関する検査、お口の審査

STEP 2歯磨きの方法のレクチャーと歯石除去

歯周病治療において一番重要なのは歯磨き指導であると考えております。歯科医院での清掃も大切ですが、365日のセルフケアをより向上できるようお手伝いいたします。


STEP 3より精密な歯周病検査と 歯周病の治療説明

初診時の検査よりも詳しく、歯周ポケットの検査を行い、セルフケアが改善しているかも衛生士がチェックします。 必要に応じて細かなレントゲンの検査をして、検査データを揃えてから歯科医師による診断、治療計画をご提示いたします


STEP 4歯科医師・歯科衛生士によるオーダーメイドの歯周病治療

正確な診断のもと、しっかりお話をさせていただいた上で、ご納得いただき、患者様一人一人に最良の治療を衛生士、歯科医師で行います。歯周病の治療は人によって様々で、虫歯治療、被せ物の治療など全てがリンクしてくるので、オーダーメイドな治療になってきます。


STEP 5再発予防

歯周病は生活習慣の中で生まれていく病気です。お身体の状態、歯磨きの状態をしっかりと定期的にチェックした上で、歯周病を再発させないために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。


歯周病についてよくある質問

A歯周病は、30代以上の3人の2人がかかっていると言われているお口の中の病気です。人が歯を失ってしまう原因の8割を占めていると言われています。
A歯周病の主な原因は、歯の周囲についた歯周病菌です。歯に付いた歯垢(プラーク)や歯石の中で歯周病菌が繁殖すると、歯茎に炎症を起こしてしまうのです。
A歯周病は進行性の病気です。軽度のうちは、歯みがきの際に出血があったり、歯茎が赤く腫れて痛んだりという程度ですが、進行してくると歯茎も下がる、口臭がきつくなる、膿がでるといった症状が出てきます。そして重度の場合は、歯がぐらついて自然に脱落してしまうケースがあります。
A軽度のうちは、より丁寧なブラッシングやスケーリング(歯石除去)などで治療できます。しかし症状が進み、歯垢や歯石が溜まる歯周ポケットが深くなった際は、歯茎を切除して歯周ポケットを浅くする歯周外科処置が行われるケースもあります。
A歯周病の予防に一番大切なのは、日頃のケアです。丁寧な歯みがきに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使うという工夫を行うことで、歯ブラシが届きにくいところまで綺麗にすることができます。

その他、
・規則正しい食生活と生活習慣
・歯科医院での定期検診
もポイントです。
A確かに歯周病は、30代以上の3人の2人がかかっていると言われている病気ですが、必ずかかるわけではありません。
多くの歯周病の原因は、歯に付いた歯垢(プラーク)や歯石です。それらを日頃の歯磨きや定期的な歯科検診で除去することで、予防することができます。
予防できない歯周病もありますが、遺伝性の病気など非常に特殊な場合です。
A歯周病が重症化し、口の中に歯周病を引き起こしている細菌が多くなると、その細菌が血液や呼吸器内に入り込み、心筋梗塞・動脈硬化症・肺炎・早産などを引き起こしやすくなると言われています。
また逆に糖尿病は、歯周病を悪化させる大きな原因のひとつと考えられているのです。
A通常は1年に3回~4回が良いと言われていますが、歯石の付きやすさにも個人差があります。
かかりつけの歯科医院を決めて、何回か継続して診てもらうことで、どのくらいの間隔で受ければよいか教えてもらえるはずです。
A大まかにいうと、次のような方は歯周病にかかりやすいと言えます。
・口の中が歯周病にかかりやすい状態にある人
(歯並びや歯周病菌の種類、粘膜の形など)
・歯周病にかかりやすい要素を持っている人
(喫煙や食べ物といった生活習慣、糖尿病など持病の有無、遺伝的影響など)

気になる方は、一度歯科医院にご相談ください
A妊娠されている女性は口腔内に分泌されるホルモンの影響で、歯肉の炎症が起こりやすくなっています。また更年期は、閉経に伴うホルモンバランスの崩れ、唾液の分泌の減少によって歯周病が進行しやすくなります。
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