Implantインプラント治療

インプラントは外科手術を伴う、高度な治療です。当院では整った設備と口腔外科認定医による治療で、安全性の高いインプラント治療をご提供します。


日本口腔外科学会の認定医によるインプラント治療

当院の院長は日本口腔外科学会の認定医の資格を持ち、患者さまそれぞれに合ったインプラント治療を行って参りました。
今までに行ったインプラント治療は200本以上。確かな技術と経験のもと、安全かつ安心な治療を行っております。

オーダーメイドのインプラント治療

当院のインプラント治療では、患者さまのご希望をしっかりお聞きすることを大切にしています。

費用、治療期間、審美性など、患者さまによってご希望はさまざまです。インプラントにつける被せ物の素材なども患者さまのご希望に合わせてお選びし、一人ひとりにオーダーメイドの治療をご提供します。被せ物の素材を変えても、費用がかわることもありません。

口腔外科医の目線から最適のインプラント治療をご提案

当院では無理にインプラントを進めたり、ご理解のないまま治療を行うことは行なっておりませんので、ご安心ください。

歯の機能を取り戻し、しっかりと噛めるようすることがインプラント治療を行う目的ですが、患者さまのお話を聞くとインプラント以外の治療が向いている場合もあります。こうした場合には別の治療法もご提案いたします。

歯を失ってお困りの方は、お気軽にご相談ください。


インプラント治療の4つのこだわり

難症例もお任せください

患者さまの中には、「インプラントができない」と言われた経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。その主な原因として考えられるのは、インプラントを埋め込む部分に十分な骨がないことです。

あごの骨が不足している場合には、その部分の骨を増やす治療方法が有効です。しかし、この治療はより高度な技術を必要とするため、すべての歯科医師が対応できるものではありません。

当院では、院長が「日本口腔外科学会認定医」の資格を持っておりますので、「GBR法」や「サイナスリフト」といった、骨を増やす治療のご提供が可能です。

過去に「インプラント治療はできない」と言われたことのある方も、当院でなら治療が可能なケースがあります。あきらめずに、ぜひ一度ご相談ください。


安心・安全にこだわり充実した設備の中でインプラント治療

当院ではインプラント専用の個室診療室を設けています。インプラント治療の検査に必須である歯科用CTはもちろん、患者さまの安全を考えた設備を整えているため、安心して治療を受けていただけます。

外科手術が必要なインプラント治療では、診療環境も大切です。清潔で、充実した設備の中で治療を行っておりますのでご安心ください。

確実性・安全性の高いインプラントシステムを導入

    当院の採用しているインプラントシステムは、国際的な学術グループと世界シェアNO.1のストローマンという会社が協力してつくっている「ITIシステム」です。骨の少ない部分でもインプラントができる、確実性・安全性の高いインプラントシステムを導入しています。

PRP療法を取り入れた治療で、傷の治りを早くしています

当院では、手術時の傷の治りを早くするため「PRP療法」を取り入れています。

PRP療法とは、患者さまから採血した血液の中から、骨や歯肉の再生を促す物質を抽出し、抜歯や切開した箇所の治療に使う最先端の治療法です。

組織を再生したり傷を治したりする力を促進させる作用があり、これを治療に使用することで傷の治りを早くし、患者さまの負担を減らします。患者さまご自身の血を使うため、拒絶反応もありません。

またPRP療法を行うと抜歯後にすぐにインプラント手術ができるので、治療期間も短くて済み、手術の成功率も高くなります。


静脈内鎮静法で、リラックスして治療を受けられます

当院では、麻酔学会専門医の小川雄也先生の元、インプラント手術などの長時間の治療の際は、静脈内鎮静法を取り入れています。

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インプラント治療の流れ

Flow治療の流れ

STEP 1検査

検査器具やレントゲン、CTで、歯やあごの骨の状態を調べます。入れたインプラントを良好な状態で長くお使いいただくために、良好なセルフケアは必須です。歯磨きの状態が悪い場合はオススメしないこともあります。

必要な検査

  • 歯周病の検査(歯磨きチェック、残っている歯の歯周ポケット検査)
  • 口腔内写真(噛み合わせの状態を把握します)
  • レントゲン写真、CT
  • 噛み合わせに関連する筋肉や舌の触診

STEP 2治療計画の説明

様々な検査から、状態を診断し、歯やあごの骨など、お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。 インプラントだけに限らず、他の治療でも効果的な場合はそちらのご提示もいたします。(歯の移植など)


STEP 3手術

インプラント本体をあごの骨に埋め込みます。インプラントを埋入するために必要な骨が足りない場合は別途、骨再生手術を行います。(同時にインプラントを入れる場合と、別の日に改めて手術をする場合があります。)


STEP 4人工の歯を装着

インプラント本体の上に人工の歯を装着します。インプラント手術をしてからある一定の時間経過して、安全に装着できるか確認した後上部の構造を装着します。装着時にしっかりと歯磨きの指導をさせていただきます。


STEP 5メインテナンス

インプラントを長持ちさせるために、定期検診や歯のクリーニングを受けることをおすすめします。


インプラントについてよくある質問

A「インプラント」は、厳密には「体内に埋め込む医療器具・材料」を指します。
そのため、歯科以外でもインプラントという単語は使用されており、心臓のペースメーカーや美容整形で用いるシリコンなどもインプラントの一つです。
歯科における「インプラント」は正しくは「歯科インプラント」と呼ばれるのですが、インプラントを歯科で扱う機会が他の科と比べて多いことから、一般的に「インプラント=歯科インプラント」と認識されています。
A歯を支える骨にドリルで穴を開け、人工歯根インプラントを埋め込みます。
インプラントには、人工歯も一体化されたワンピースタイプと、インプラントと人工歯部分が分かれたツーピースタイプがあり、ツーピースのタイプの場合は双方をアバットメントで連結します。
A
1.手術前のカウンセリング・検査・説明
患者さまのカウンセリングをした上で、口腔内や全身状態の検査を行います。
手術が可能と判断した際は、手術前に担当医師から治療法や手術に関する説明を丁寧にさせていただきます。

2.手術

3.手術後のメンテナンス
術後は定期的なメンテナンスと歯周病予防プログラムが必要になります。適切なケアを行なわないと、インプラント周囲炎を起こしやすくなるためです。
定期的なチェックを行い、問題がなければ年1回程度の受診で済む状態になります。
Aインプラント治療は、残念ながら誰でも受けられるという訳ではありません。
次に該当する方は、治療を受けることができない可能性があります。
・全身状態が悪い方
・インプラントを埋め入れる予定部位のあごの骨が丈夫でない方

また、以下に当てはまる方も注意が必要です。
・高血圧症・心臓疾患などの循環器系疾患や、喘息などの呼吸器系疾患がある方
・糖尿病の方
・骨粗しょう症などの既往歴がある方
・歯周病などの基礎疾患がある方
私はどうなのかな?と思われる方は、一度担当医師に相談してみましょう。
Aインプラント治療には、メリットばかりではなく、デメリットやリスクもあるため、ご承知おきください。

●インプラントのメリット
1.自分の歯と同様に咀嚼可能
2.自分で行なうケアが簡単
3.周囲の健康な歯を守れる
4.丈夫で長持ち
5.見た目がきれい
6.骨が痩せるのを防げる

●インプラントのデメリット
1.自費診療のため高額になる
※ただし、インプラントの治療費は医療費控除の対象になります。
2.治療期間が長い(約4~6カ月)
3.定期的なメンテナンスが必要
4.麻酔下での手術が必要
Aインプラント治療の歴史自体は古く、紀元前に行われていた記録があります。
現在の歯科インプラントに繋がるものは1900年代の初めに登場しましたが、生体適合性が悪い材料を使っていたため、うまくいっていませんでした。
1950年代にスウェーデンの研究グループがチタンと骨が結合することを見出し、その後実用化。以降、世界に普及していきました。
ちなみに日本でインプラント治療が開始されたのは、1983年です。
A1つは、歯(インプラント体)と骨の周りの関係です。
天然歯の歯根の周りには、骨との間に「歯根膜」という組織があり、クッションの役割や、噛む力をコントロールするセンサーの役割を担っています。インプラント体と周りの骨とは直接くっついており、「歯根膜」がありません。その分、噛む力のコントロールがしにくいため、インプラントの噛み合わせは慎重に調整する必要があります。
もう1点は、歯肉との関係です。
天然歯では、歯と歯肉が各所で結合しており結合し、細菌などが容易に侵入できない構造になっています。一方、インプラントにはそのような構造はなく、細菌は容易にインプラントと歯肉の間に侵入できてしまいます。そのため、歯みがきなど日頃のケアがより重要になるのです。
A手術前には、次のような検査が行われます。

1.血液検査
糖尿病や貧血、感染症にかかっていないかどうかなど、身体全身の健康状態を確認するため、血液検査を行います。

2.口腔内検査
むし歯や歯周病を放置したままインプラントを入れると、歯周病と同じような症状を示す「インプラント周囲炎」にかかりやすいといわれています。そのためむし歯や歯周病の有無の確認、また噛み合わせの確認をするために口腔内の検査を行うのです。

3.レントゲン検査・CT検査
インプラントを埋入させる(埋め込む)ために必要な骨の厚みがあるかどうかを調べるため、レントゲン検査を行います。

またレントゲン検査に代えて、骨の状態をより正確かつ三次元的に把握できるCT検査を行っている医院もあります。
Aインプラントの寿命は、あごの骨に埋め込んだインプラント体が骨から外れたときに訪れます。
一般的には10年~15年とされており、入れ歯やブリッジよりは長く持ちます。ただし、日々のケアを怠ってしまうと、早い段階で使えなくなってしまうということになりかねません。
A日頃のメンテナンスは、歯科衛生士の指導の下に専用の歯ブラシなどを使用して行います。また、定期的に通院し、かみ合わせやX線撮影をして、インプラント体周囲の骨の状態などを検査する必要もあります。
検査の頻度は、装着後1年以内の場合は数カ月ごとと行われ、特に問題がなければ1年経過後は年1回メンテナンスを行います。
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