こんにちは!せきれい歯科クリニックの院長 太田です。
歯周病は毎日のセルフケアと、歯科医院でのプロによるケアが必要になってきます。今回は、毎日のセルフケアにおすすめなケア用品についてご紹介したいきたいと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
○歯ブラシ
歯ブラシは、毛先が細いものを選ぶと歯と歯茎の間の汚れが落としやすいです。また、硬さは「普通」か「やわらかめ」を選ぶことをおすすめします。
歯ブラシの毛先が広がらない程度に、優しい力で磨きましょう。歯と歯の間、歯と歯茎の間など、「間」を意識しながら小刻みに歯ブラシを動かします。
毛先が広がってくるとしっかり汚れを落とせなくなってしまうので、1ヶ月に1本のペースで新しい物に交換してください。
○タフトブラシ
タフトブラシとは、毛束が1つになっているヘッドが小さな歯ブラシのことです。普通の歯ブラシの毛先では届かないような場所や、細かいところの汚れを取りやすいアイテムです。歯ブラシでは汚れが残りがちな以下のような場所に届きやすくなっています。
- 歯と歯が重なり合っている部分
- 歯と歯茎の間
- 奥歯の奥の面
- 矯正装置の周り
- 前歯の裏側
- かぶせものの周り
- 抜けた歯の周り
- 生えかけの親知らずの周り
- 生えかけの歯の周り
通常通り歯磨きが終わったら、タフトブラシを使って細かい場所の汚れを取っていくことで、歯垢を効果的に除去することができます。
タフトブラシも、歯ブラシと同様で毛先が開いてきたら交換しましょう。
○歯間ブラシ
歯間ブラシは歯と歯のすきまが広く空いている部分におすすめのケア用品です。もともと歯と歯の間が狭い人は、無理をして歯間ブラシを通そうとすると、歯茎を痛め、出血することもあるので注意してください。その場合は、デンタルフロスを使用することをおすすめします。
歯間ブラシは形やサイズがさまざまなので、歯に合ったものを選びましょう。L字型は奥歯の汚れを落とすことに向いています。
○デンタルフロス
糸巻きタイプとホルダー付きタイプがあります。糸巻きタイプは40cmくらい取り、指に巻きつけてピンと張った状態で歯と歯茎の間に通していきます。ホルダー付きタイプは持ち手が付いているので使い慣れていない方でも簡単に使うことができます。歯磨き後にデンタルフロスを使うことを習慣にしてみましょう。
○マウスウォッシュ
歯周病予防には、マウスウォッシュを使うこともおすすめです。
歯周病予防に効果的な成分には、CPC(塩化セチルピリジウム)、BTC(塩化ベンゼトニウム)、エッセンシャルオイル(チモールなど)が挙げられます。購入するときに、成分表を見てこれらの成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。また、アルコールフリーの歯茎に刺激のないものを選ぶこともポイントです。
マウスウォッシュだけでは、予防効果は薄く、あくまでも歯磨きなどの補助のような気持ちで使用してください。
〇まとめ
歯周病予防に効果的なケア用品をご紹介しました。基本的な歯ブラシと清掃補助用具を併用することで、歯周病のもととなる汚れをしっかり落とすことができます。合わせて、歯科医院での定期検診やクリーニングを受け、歯周病を予防していきましょう。
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