インプラントは顎の骨に人工歯根を埋めているため、動くことはありません。ただインプラントに問題がある場合、ぐらぐらしてくることがあります。そのままにすると大きなトラブルに発展することも。ここではインプラントがぐらつく原因とその対処法について紹介します。
インプラントがぐらつく原因
インプラントがぐらつく原因には以下のようなことが挙げられます。
- 噛み合わせが悪い
- 被せ物に問題がある
- メンテナンスを怠っている
それぞれどういったことか詳しく見ていきましょう。
噛み合わせが悪い
インプラントは一度埋め込むと動くことはありません。一方天然の歯は加齢・頬杖といった日頃の癖などによって動きます。そのためインプラントと天然の歯の噛み合わせがズレてしまうことがあります。それによりインプラントに大きな負担がかかり、ぐらぐらする原因になります。
被せ物に問題がある
インプラント治療の被せ物には、ハイブリッドセラミック・オールセラミック・ジルコニアなどさまざまな種類があります。ただこれらの被せ物を選択するときは、ご自身の噛み合わせに合った素材を選択しないと、欠けたり割れたりしやすいです。それにより、被せ物とインプラントの間に隙間ができぐらつくといったことがあります。インプラントのかぶせ物を選ぶ際は以下のことを基準にして選ぶと良いでしょう。
- 強度
- 審美性
- 噛み合わせ
なお価格が高いもの=良いものではありません。噛み合わせなどご自身に適した被せ物を選ぶようにしましょう。