お子様の歯並びや咬み合わせが悪いと「発音が不明瞭になる」「咀嚼がうまくいかなくなる」など、日常生活を健康に過ごすことに影響がでてしまいます。さらに、乳歯の歯並びが将来に生えてくる永久歯に大きく影響を与えることをご存知でしょうか。
子供の歯は大人の歯に生え変わる過程で、歯列矯正の必要性に疑問を持つ方もいるでしょう。しかし、子どもの歯列矯正は顎の骨の成長と密接に関係しています。成長期にある子どもの顎の骨を利用して歯並びを整えることで、噛み合わせの改善や、適切な噛み方が可能になります。また、虫歯リスクの軽減にもつながります。 そんな子どもの歯列矯正によって、大人の歯が理想的な位置に生えることが期待できるため、将来の口腔の健康に寄与し、予防的な役割があるとも一般的に言われています。 子どもの歯並びが気になる場合は、早めの矯正歯科医への相談が望ましいです。
一般的な矯正は、歯が生えそろった後に乱れた歯並びや咬み合わせを器具で強制的に動かしていく治療法が多いですが、歯が生えそろう成長期の子どもに対して、根本的な原因にアプローチすることが、将来のきれいな歯並びを整えることにつながります。
当院では「予防矯正」を行っており、歯が生えそろう前の時期に治療を行うことで、歯並びを悪くしている根本的な原因を改善していきます。
お子様の歯並びが以下の症状に当てはまっていないでしょうか?
乳歯と永久歯の両方がはえている時期に、顎の成長に合わせて歯が入るスペースを確保するなど、咬み合わせを誘導していく治療になります。
永久歯が生えそろってから歯並びを整える治療になります。基本的にワイヤー装置を使い、歯を正常な咬み合わせになるように歯を移動させます。症状によっては抜歯の必要があり、I期治療から行っていることで、抜歯のリスクも軽減されます。
あごが小さく、歯が並びきらない場合に行う治療法になります。治療には取り外し可能なプレートという器具を使います。1日12時間から15時間程度を目安に装着していただくことで、成長に合わせてあごを拡大しながら歯並びや咬み合わせを整えていきます。
床矯正は取り外しができるので、歯磨きもできるメリットがあります。
子どものためのマウスピース型矯正装置として、「プレオルソ」を取り入れています。
プレオルソは、歯を直接動かすのではなく、歯並びを悪くしている原因であるお口周りの筋肉を改善していく治療法になります。お口周りの筋肉や舌が正常に機能していないことで、顎の発達や歯並び自体に悪い影響がでることを防ぎます。
マウスピース型矯正「プレオルソ」については、こちらをご覧ください。
当院では、外部の専門医師による治療計画や治療経過のアドバイザーとして、矯正治療の分野で著名な保田好隆先生に協力をいただいています。
経歴 |
1979年 大阪歯科大学 入学 1985年 大阪大学歯学部歯科矯正学講座入局 1991年 大阪歯科学院専門学校非常勤講師兼任 1991年 日本矯正歯科学会認定医 1993年 大阪逓信病院(現 NTT西日本大阪病院)歯科口腔外科 1997年 大阪大学 助手 歯学部(歯科矯正学講座) 1998年 大阪大学歯学部附属病院技工士学校講師(兼任) 1998年 大阪大学 講師 歯学部附属病院 1998年 日本矯正歯科学会指導医 2000年 大阪大学 助教授 歯学部(歯科矯正学講座) 2003年 保田矯正歯科勤務 2005年 国立大学法人大阪大学 招聘教員 |
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所属 |
日本矯正歯科学会 九州矯正歯科学会 日本口蓋裂学会 日本口腔インプラント学会 日本臨床矯正歯科医会 大阪大学歯学会 日本アンチエイジング歯科学会 American Association of Orthodontists World Federation of Orthodontists |
歯並びや噛み合わせについて、気になることを何でもご相談ください。矯正治療について大まかな説明をいたします。
・歯、頭部のレントゲン撮影(セファロ)
・歯型の採取・分析
・3Dシミュレーション
レントゲン撮影、歯型の採取、噛み合わせの確認など、診断のための検査を行います。
検査費用 | 50,000円 |
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検査結果をご説明し、治療計画をご案内します。
治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。
歯並びが整ったら、保定装置( リテーナー) をつけていただきながら、経過観察を行います。